心頭を滅却すれば火もまた涼し

(しんとうをめっきゃくすればひもまたすずし)
困難な状況にあっても、心を無心にすればその苦しみを感じなくなるものだということ。
「心を無にすれば火さえも涼しく感じられる」というたとえ。
「ねえ、あたし試験勉強の真っ最中なのよ。あなたがゲーム機で遊んでると気が散って集中できないんだけど」「あらお姉ちゃん、心頭を滅却すれば火もまた涼しって言うじゃない。本当に集中すればこんなの気にならないって」「もう、口だけは達者なんだから…」