雨だれ石をうがつ

(あまだれいしをうがつ)
たとえ少しずつの努力でも、長い間じっくりと続けていれば大きな成果を挙げられるということ。
「うがつ」とは穴を開けるという意味。雨だれも同じところに落ち続ければいつか石に穴が開くということから。
江戸時代の伊能忠敬という人物は徒歩で全国を測量してまわり、足かけ17年をかけて正確な日本地図を完成させた。まさに雨だれ石をうがつである。