敵に塩を送る

(てきにしおをおくる)
競争相手が困っているとき、助けになるようなことをしてあげること。
戦国時代、塩不足で困っていた武田信玄に、ライバルの上杉謙信が塩を送ってあげたという話から。塩は人間が生きていくために欠かせない栄養素である。
「親方!向かいのライバルラーメン店、割りばしが切れちゃって店を開けられないそうですよ、今日は売り上げ倍増ですね!」「そうか…うちに在庫があっただろ。持ってってやれ」「えっ、敵に塩を送るんですか!?」「あの店とは正々堂々、味で勝負したいんだよ」