昔取ったきねづか

(むかしとったきねづか)
若い頃に取り組んで身に付けた技術や腕前のこと。また、それらは歳をとっても上手にできるものだということ。
きねはもちをつくための道具。きねづかとはその持ち手の部分のこと。
今度行われる町内会の綱引き大会におじいちゃんが参加してくれることになった。僕が「おじいちゃん、大丈夫?」と聞いたところ「わしは昔、柔道の選手だったんだぞ。昔取ったきねづかじゃ。逆に相手の心配せい!」と豪快に笑っていた。