出藍の誉れ

(しゅつらんのほまれ)
指導を受けていた弟子が先生よりも優れた実力を身につけること。
青色の染料は藍という植物から作られるが、できた染料は元の藍の葉よりも深い青色になることから。
江戸時代に国学を研究していた賀茂真淵という人物は多くの弟子を育てたが、その中の一人が国学を大成したと言われる本居宣長である。出藍の誉れとはまさにこのことだろう。